建設業 と DX
建設業とDX(デジタルトランスフォーメーション)について
建設業のDXとは、AIやICT、IoTなどのデジタル技術を取り入れて活用することを指します。具体的には、計画から設計、施工などの各段階でデジタル技術を取り入れることで、建設業務の省人化や高速化、高度化を目指します。
建設業界では、建設現場があること、関係者が多いこと、製造工程が長いことなどから、DXによって効率化が期待できる場面が多いと注目されています。また、建設業界は、その業界の持つ特有の課題を背景として、DXへの注目度が高い分野です。 建設業界のDX化は、以下のような課題を解決するために重要です:
1. **低い労働生産性**:建設業の労働生産性は他の産業と比べて低く、その改善が求められています。
2. **高齢化と人材不足**:建設業の就業者は減少と高齢化が進んでおり、担い手の確保が急務です。
3. **働き方改革**:建設業は現場での対応力に頼ったところがあり、現場作業者の経験とノウハウによって高い品質が維持されてきました。これが技能承継の進まない要因にもなっており、事業継続が危ぶまれる企業も少なくありません。
4. **インフラの老朽化**:建設業が今後も地域社会を支える役割を果たすためには、担い手の確保が急務です。そのためには生産性を上げて魅力ある業界にすることが必要です。
これらの課題を解決するために、建設業界では「i-Construction」の推進や、「インフラモニタリング」の活用拡大、コンピュータ上で作成した建物の3次元モデルを活用する「BIM/CIM」の導入促進など、国による積極的な取り組みが行われています。
大高建設は中小建設業のトップランナーとして果敢にデジタル分野へと挑戦し、建設の新しい未来を切り開いていきます。

山岳土木でonly One
大高建設は黒部川水系の砂防・治水工事に強みを持ち、長きにわたりインフラ事業に従事してまいりました。車道がなくトロッコ電車にて人員や資材を輸送する特殊な環境において、働き方改革を中心とした生産性の向上に取組んでまいりました。